睡眠障害の症状と対処法

睡眠の必要性

 

普通の人であれば、夜になれば自然に眠くなるものです。そして当たり前のように眠りにつくのですが、そもそも何のために眠るのでしょうか?睡眠をとるのは、ただ単に疲れた体を休めるためだけではなく、疲れた脳も休めるためです。そして、ただ単に休んでいるのだはなく、体の中では色々なことが行なわれているのです。

 

例えば、深い睡眠をとっている間には、身体の中では成長ホルモンが集中的に分泌されています。「寝る子は育つ」という言葉もあながち間違ってはいないようですね。また、睡眠は脳の過熱も防いでいます。そして、睡眠中には身体のエネルギーを保存しているのです。

 

人間が起きて活動している時には、身体の中の物質を酸化させることによってエネルギーを作り出し、それを精神と身体の活動に使用しています。しかし、睡眠中にはエネルギーを作り出すことを極力抑えて、エネルギーの源となる物質を保存しているのです。特に深い眠りに入っている時には、エネルギーの消費量は最も低くなるのです。これが休むということなのでしょう。

 

ところで、睡眠はどのくらいとれば効果的なのでしょうか?一般的には睡眠は8時間とるのが理想的であるようですが、毎日3時間しか寝ない人もいますし、それでも平気な人もいます。どうやら個人差があるようです。結局は昼間眠くならなければ十分に睡眠はとれていると考えてもよいようです。

 


page top